スマートホームおすすめ|初心者がまず買うべき定番と最短の始め方【2025年版】

スマートホーム入門の意図を直感化。中央に赤外線リモコンを主役、音声スピーカーと2口スマートプラグを添え、賃貸でも始めやすい最小構成を写真風で表現。

最短で失敗しない型は「スマートリモコン+スマートスピーカー(またはディスプレイ)+プラグ(1口)」の3点セットです。これだけで、エアコン・テレビ・照明(リモコン式)を声とアプリで一気にまとめられます。
理由は、赤外線家電の大半を一括化でき、毎日の操作をルーティン化できるから。
この記事では、まず買うべき定番機種と拡張のコツ、技適やセキュリティの注意点まで、今日から実装できる順で解説します。

結論と要点
  • 3点セットで始める最短ルート
  • 2025年の定番デバイスと選び方(Matter対応含む)
  • 賃貸でも失敗しない設置・配線のコツ
  • 技適・セキュリティの最低限チェック
  • 自動化レシピ例(朝・帰宅・外出)
目次

はじめの一歩:3点セットで「家電を1カ所に集約」

  • スマートリモコン(例:SwitchBot ハブ2/Nature Remo 3):家中の赤外線リモコンを集約し、温湿度や照度、人感などのセンサーをトリガーに自動化が可能です。SwitchBot Hub 2は温湿度計・スマートボタン内蔵の4-in-1、Nature Remo 3は温湿度・照度・人感センサー搭載が強み。
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  • スマートスピーカー/ディスプレイ(例:Echo Show 5 第3世代/Google Nest Hub 第2世代):音声操作と定型アクション(ルーティン)で、家電や通知をハンズフリー化。Nest Hubは家のデバイスを一覧で操作しやすい「コントロールセンター」UIが便利です。
  • スマートプラグ(例:SwitchBot プラグミニ(JP)):照明スタンドやサーキュレーター等の抜き差し系をアプリ・音声・スケジュールで制御し、消費電力量も可視化。
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2025年版:定番おすすめデバイス早見表

スクロールできます
カテゴリ推しモデル強みハブ/規格向いている人
スマートリモコンSwitchBot ハブ2温湿度表示・スマートボタン・IR学習が安定。将来的にMatterブリッジ経由の拡張も視野。Wi-Fi 2.4GHz、SwitchBot連携センサー起点の自動化を早く作りたい
Nature Remo 3温湿度・照度・人感センサーを一体化。国内家電の学習データが充実。Wi-Fi、外部機器連携多数細かな条件分岐を組みたい
スマートディスプレイEcho Show 5(第3世代)定型アクション・見守り・ビデオ通話。カメラ・音楽・ニュースを1台で。Alexa音声メインで操作を統一したい
Google Nest Hub(第2世代)家中の対応デバイスを一括表示・操作。Google Home画面で状態管理したい
照明ブリッジPhilips Hue Bridge v2エコシステムが成熟、アプデ継続で安心。Zigbee / Matter連携対応構成ライティング演出も重視
スマートプラグSwitchBot プラグミニ(JP)電力モニタリング・スケジュール・音声対応。Wi-Fi待機電力を見える化したい
マルチハブAqara Hub M3Zigbee/Thread/Matterの複合対応で拡張性が高い。Zigbee 3.0 / Thread / Matter将来のセンサー網を広げたい

根拠:各社公式ページや最新リリースノートを確認。Hue Bridge v2は継続アップデートが配信中。Aqara M3はマルチプロトコルでMatterブリッジ機能を提供。

今日から動く「最短セットアップ」の手順(全3ステップ)

ステップ
スマートリモコンをWi-Fiに接続(2.4GHz必須の場合あり)

エアコン・テレビ等のIRを学習。

ステップ
スマートスピーカーと連携(Alexa/Google)

定型アクション「おはよう」「いってきます」を作成。

ステップ
スマートプラグにライト/扇風機を挿す

就寝・外出のスケジュール、自動オフを設定。

2.4GHz専用モデルが多い/メッシュWi-FiでのAP切替時にセットアップが不安定になる場合は一時的に5GHzをOFFに。

失敗しない選び方:互換性と将来性

  • Matter対応の有無:Apple/Google/Amazon/SmartThings間の相互運用をねらうなら、Matter対応・ブリッジ対応の有無をチェック。2025年も仕様改善が続いており、セットアップの簡素化(マルチデバイスQR/NFCなど)が進行中。
  • ハブ方式:HueやAqaraのような専用ハブは安定性と拡張性(センサー群)に強み。Wi-Fi直結系は導入が容易。
  • 日本の家電との相性:国内リモコンコードやエアコン型番の対応データが厚い製品を選ぶと学習が速い。

賃貸でもできる設置のコツ

・配線はケーブルダクトで床沿い/コマンドタブで壁固定。
・カーテン自動化などは工具不要の後付けタイプ(SwitchBot系など)を活用。

セキュリティ&法令:ここだけは外さない

  • 技適(ぎてき)マーク:無線機器は日本の技術基準適合(総務省)を満たす必要。型番での確認はTELECのFAQから「総務省 電波利用ホームページ」検索が確実。
  • 基本対策:初期パスワード変更・二段階認証・不要なクラウド機能のOFF・ゲストWi-Fi分離など。IPAの解説/脅威資料も参考に。
  • エネルギー連携:スマートメーターやHEMSと組み合わせると電力の見える化・省エネ施策がしやすい(地域の送配電事業者と連携)。

自動化レシピ例(すぐ使える)

朝(7:00):カーテン開+照明点灯+エアコン暖房22℃/15分後オフ。

帰宅(ジオフェンス):玄関灯オン→エアコン冷房26℃→ニュース再生(Echo/Nest)。

外出(音声トリガー):「行ってきます」で家電一括オフ+プラグ遮断+防犯カメラ起動。

将来拡張の道筋

  • 照明をHueで統一→「色温度」「シーン」で生活リズムを最適化。継続アップデートで長く使える土台。
  • センサー網はAqara中心→ドア窓・人感・温湿度をThread/Zigbeeで安定運用。M3ハブでMatterブリッジ。
  • 最新ハブ動向に注目→SwitchBot Hub 3/AI Hubなど物理操作やAI連携を強化する潮流。

まとめ

はじめはスマートリモコン+スピーカー+プラグの3点で十分。
そこで家電を一括化し、毎日のルーティンを固めてから、照明ブリッジやセンサー網で拡張しましょう。
Matter対応/技適/セキュリティの3点を守れば、長く安心して運用できます。

Q&A

まず1つだけ買うなら?

スマートリモコンです。エアコン・テレビ・照明(リモコン式)をまとめられる効果が大きい。

賃貸でもOK?

後付け・非破壊の機器を選べばOK。配線は養生テープやダクトで。

家族が音声操作を嫌がりそう…

スマートボタンや自動化(時刻/人感/明るさ)を併用すると受け入れられやすい。

どの規格を選べば長持ち?

Matter対応やブリッジを優先。今後も改善が続く見込み

安全面で最低限は?

適確認、初期PW変更、二段階認証、ゲストWi-Fi分離。

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